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ところがドラフト会議目前の2002年夏、週刊現代と東京スポーツが「ドラフト候補のある選手がゲイ向けアダルトビデオに出演した」という記事を掲載。
週刊現代の記事では当時の立教大学野球部の監督(故人)が「うわあ・・・、これはAですね。」「これ（後輩）はBで、ああ、こっちはCですね。間違いない。なんだこれは・・・。たまげたなあ」と半ば肯定。

そしてAに該当する選手が1人しかいなかったため、2ちゃんねるではすぐにA=多田野と判明したが、実名報道はされていないことから名誉を毀損しないよう、伏せ字でTDNがゲイ向けアダルトビデオに出演したという内容を書き込むようになり、そのまま定着した。

その後、多田野が出演した作品の出演者のセリフ回しがあまりにも特徴的だった事から、2ちゃんねるを中心にネタにされ始める。
「こんなに面白いのなら他の章もみてやろう」という声が上がり始め、中でも話題となったのが野獣先輩が出演していた四章であった。
四章に出演する田所(野獣先輩)の濃厚な演技、汚すぎる体が当初は批判の的となったが、後に自然な演技、迫真の演技、デカすぎる枕を理由に人気者となったのであった。